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2023.04.10

網戸の正しいはめかたは?はまらない原因やはめこむ方法について

自宅の網戸が外れてしまって、うまくはまらなくて困ったという経験はないでしょうか?網戸がはまらないと、虫が入ってくるのが怖くて窓を開けっぱなしにできないという方もいるはずです。

ここでは、自宅の網戸がはまらないときの対処法や、網戸がうまくはまらない原因やはめ込む方法についてご紹介していきます。

網戸がうまくはまらない?考えられる原因

窓のレール

網戸がはまらなくなるのは、どのような原因があるのでしょうか?まずは、網戸がはまらない原因について詳しく見ていきましょう。

経年劣化している

網戸は永久的に交換しなくても良いというものではなく、5年~10年で交換が必要と言われています。長年使い続けた網戸は、経年劣化が進み、昔のようにスムーズに動かないことがあります。

そのような状態の網戸をそのまま利用していると、経年劣化したことによって網戸が歪んでしまうことや、傾いてしまうことがあります。特に、網戸が経年劣化することで戸車のバランスが崩れ、網戸が動きづらくなったり、外れてしまします。

外れてしまった網戸をはめようとしても、うまくはまらない原因のひとつに、このような経年劣化が挙げられます。

サイズや種類が異なっている

網戸がはまない原因の中には、「サイズが違う」「種類が違う」といった原因もあります。一般的に市販されている網戸は、住宅の窓で利用できる網戸の形状ですが、自宅の窓の形が特殊な場合、市販されている網戸では形状が合わないケースがあります。

また、自宅で利用されている網戸の種類を間違えて購入してしまうことで、網戸がはまらないということもあります。網戸には、「引き違い」「アコーディオン」などさまざまなタイプがありますので、形状やタイプを間違えないように購入することが必要です。

網戸を交換する際などは、きちんと窓の形状や窓のサイズを測ってから購入するようにしましょう。

レールにゴミが溜まっている

網戸のレールにゴミが溜まっている場合にも、網戸がきちんとはまらないことがあります。

網戸は、窓に取り付けられており、窓は外からのほこりや砂、ゴミなどが溜まりやすい場所となっており、網戸のレールのゴミは、定期的に清掃が必要です。

年に一度、大掃除の時だけ網戸のレールを掃除している場合、一年中溜まった汚れやほこり、ゴミなどがレールに付着していることで、網戸がうまくはまらずに取り付けられないというケースもあります。

網戸を取り付ける際には、レールのゴミやほこりを除去することも必要ですが、日ごろからレール部分にゴミやほこりが溜まらないように、掃除をするようにしましょう。

正しく取り付けられていない

網戸を取り付ける際には、向きを確認したり、上、下の順番で取り付けたり、緩めていたネジを固定したりという手順があります。プロの業者に依頼せずに自分で網戸を取り付けようとすると、この順番がわからないことや、向きがわからないなどで、間違えた状態で網戸をはめこんでしまうことがあります。

このような正しく取り付けられていない状態の場合、網戸がきちんとはめこまれていなくて外れてしまうことが合ったり、そもそもはまらないということが起きます。

サイズや種類に間違いがない場合に、うまくはめこみができていないようであれば、取り付けの方法が間違いという可能性があります。

自信がない方は、プロの業者に依頼すると良いでしょう。

網戸の正しいはめかたについて

網戸

次に、網戸の正しいはめ方について、手順を見ていきましょう。

外れ止めを緩める

外れ止めというのは、一般的な網戸にはついているもので、強風や振動などによって網戸が外れてしまわないようにする機能です。外れ止めはその名の通り外れるのを止める役割を持っているため、網戸を外すときも取り付けるときも、外れ止めの機能を緩めて網戸を外したりはめたりします。

外れ止めは一般的にネジで固定されているため、まずは外れ止めを緩めるため、プラスドライバーを用いてネジを緩めましょう。

この時、外れ止めを緩めすぎると、上部にある外れ止めが下に落下してしまうので、すべて緩めずに少しずつ緩めるようにしていきましょう。

向きを確認してサッシにはめ込む

網戸には、向きがあります。この向きを間違えて網戸をはめてしまわないように、網戸をはめ込む前に向きを確認しておきましょう。網戸の向きを確認する場合、「モヘア」と呼ばれる毛がついた部分を軸に考えると良いです。

モヘアが室内側についている状態にして網戸を設置することが正しい方向となり、室内側から見て左手側にモヘアがついている状態が正しい向きです。

この向きを間違えて網戸をハメ込むと、はめこんだ後に後悔することになります。向きを間違えて網戸をはめ込むことで、きちんと隙間をふさがずに虫が入ってきてしまうことがあるため、向きには十分注意しましょう。また、きちんと網戸の高さの調整も行いましょう。

外れ止めを固定

次に、網戸がきちんとはめこまれたことを確認して、外れ止めを固定していきます。

網戸をはめ込む際に外れ止めのネジを緩めていたため、外れ止めが下部に移動してしまっていると思いますので、外れ止めを上部に移動させてからきちんと固定するようにしましょう。

この時、外れ止めの位置が低い場所にあると、網戸が動いてしまうため、できるだけレールの近くにして、レールに当たらないような位置にしておきましょう。

網戸が動くか確認

最後に、網戸がきちんと動くか確認しておきましょう。この時、網戸が動くのを確認するだけではなく、網戸と窓の隙間ができていないかチェックしておきましょう。

網戸がグラついたり、動きが悪い場合には、きちんと網戸がはめこまれていない可能性があるため、スムーズに動くことや外れそうな状態になっていないか、確認するようにしましょう。

網戸をはめるときの注意点

注意

最後に、網戸をはめるときに注意すべき点について確認していきましょう。

サイズを間違えないようにすること

先述した通り、網戸には種類があり、サイズや種類を間違えると網戸がはまりません。網戸はホームセンターなどでも市販で販売されていますが、自宅の網戸のサイズや種類をよく確認してから購入するようにしましょう。

網戸についてよくわからないという方は、プロの業者に相談することがおすすめです。

向きを間違えないようにすること

網戸には設置する向きがあり、正しい向きで設置しないとはまりません。また、、はまったとしても網戸と窓の間に隙間ができて網戸の効果が低くなります。

正しい向きを理解し、向きを間違えないようにすることが必要です。

一人で作業しないようにしよう

網戸を交換する際には、一人で作業しないようにしましょう。毎年のように雪国では除雪作業中に転落する方がいるように、網戸の交換も窓の位置が高い場合には脚立などを利用して転落する可能性があります。

一人で作業をしていると、転落事故に遭ったとき誰も助けてくれません。周りに人がいる環境で、誰かに手伝ってもらって網戸の交換をするようにしましょう。

もし、周りに協力してくれる人がいない場合には、プロの業者に相談することもおすすめです。

勝手に取り付けできない場合がある

戸建住宅の場合や、マンションを購入した場合には、網戸の交換は自分で勝手に行うことができますが、賃貸住宅の場合には、網戸の交換を勝手にしてはいけないケースがあります。

網戸を交換したいと思った際には、まずは大家さんやオーナーに相談して、交換してもよいのか確認してから行いましょう。

勝手に交換してしまい、後からトラブルになる可能性もありますので、一度相談してから進めることがおすすめです。

自信がない方はプロの業者に依頼しよう

ここまで、網戸のはめ方についてご紹介してきました。

網戸のはめ方を間違えると、網戸がうまく機能しないことや、外れてしまうケースがあります。網戸がはまらない理由にはさまざまなものがありますが、本記事を読んでも当てはまらない場合には、網戸の専門業者に相談してみることがおすすめです。

また、網戸の種類がよくわからない方や、網戸の交換に自信がないという方も、一人で悩まずに、まずは網戸の業者に相談してみてはいかがでしょうか。

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